経口避妊薬と月経の緩和について

経口避妊薬とは、避妊に用いられる女性ホルモン剤のことをいいます。
日本では一般的にピルと呼ばれます。
1960年代にアメリカで開発され、現在世界中で広く普及しています。
女性の生殖機能を司る卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二種類が含まれており、これによって排卵を抑制します。
そのほか子宮頚管粘液の性状の変化をさせて精子の子宮内への侵入を抑制したり、子宮内膜を変化させて受精卵を着床を防ぐなどの機能を持ちます。
経口避妊薬は、避妊以外にも生理周期を変化させたり、子宮内膜症などに使用されています。
なかでも、この経口避妊薬を使用するのにおすすめなのが生理に伴う重い症状や大量の月経血など月経困難症の人です。
月経困難症には二種類あり、ホルモンの増加によって子宮が収縮されて頭痛や腰痛などが起こるものと、子宮筋腫や子宮内膜症などによる器質性のものがあります。
特にホルモンが原因の痛みですので、経口避妊薬によってこのホルモンを整えることによって痛みを緩和していくことができるようになるのです。
この経口避妊薬は避妊や痛みの緩和だけではなく、さまざまなメリットがあります。
女性特有の疾患の発症頻度を低下させたり、ニキビの原因である男性ホルモンを抑制するためにニキビや肌荒れを緩和することができるなどが上げられます。
使用上の注意としては、毎日1錠同じ時間に服用する、飲み忘れて24時間以上経ったら避妊効果は無くなる、避妊効果がでるまでの7日間は別の方法で避妊をするなどが必要です。
頻度は低いですが、副作用として血栓症や乳がん、脳卒中などの発症してしまう可能性もあります。
飲み始めてからふくらはぎが痛い、むくむ、手足が痺れる、胸が痛くなったり突然の息切れなどの症状がでた場合には服用を中止して医師に相談することが大切です。

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一般的にはピルと呼ばれている経口避妊薬ですが、使用方法や副作用などの情報は知っていますか?無知のままで服用してしまうと本来の効果が発揮されなかったり、重篤な副作用を招くこともあります。経口避妊薬についての知識は飲む前からつけておきましょう。

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