経口避妊薬は何歳から飲めるのか

避妊薬を飲む女性経口避妊薬は妊娠を避けるために飲むものですから、出産ができる年齢にならないと飲むことができないと思われていますが、妊娠できる可能性があれば初経から閉経までの間で年齢に関係なく服用することが可能です。
若くても飲むことが可能ですし、妊娠をする可能性が少なくなる40代でも服用には問題がないと言えます。
しかし喫煙者や高血圧、糖尿病がない場合に限られますので、症状がある場合には服用できないのが基本となります。
避妊薬は妊娠しない体にする仕組みが特徴ですが、若い年齢で使用すると将来の妊娠への不安も出てきます。
若い年齢から長く服用しても、回復までは数ヶ月となっていますので特に気にする必要はないと言えます。
医師の診断と判断から処方されるのが避妊薬ですから、年齢を気にするよりも正しく服用することのほうが大切です。
医薬品の添付文書には思春期前には使用できないと書かれていますが、月経が始まっていれば未成年でも処方されるのが現状です。
妊娠の可能性がある女性は服用することが可能ですから、年齢に関係なく飲むことができるのです。
実際には未成年の妊娠は限りなく可能性が低いですから、処方されるケースも少なくなっています。
年齢に関しては一定の制限はあるものの、年齢よりも正しく服用することが重要ですから、医師の診断を基に処方を受けることが大切です。
避妊薬は市販されていませんので、医療機関の処方箋がなければ買えない薬となります。
このことからもわかる通り、経済力のない学生には購入が難しいですし、産婦人科に行かなければいけませんので未成年が使用することは難しいと言えます。
年齢的な制限はありますが、高齢になるとリスクを考えて利用する必要があります。

経口避妊薬は種類によって飲み方が違う

経口避妊薬には種類がありそれぞれに特徴が異なりますが、飲む錠数に種類があります。
シートという言葉が使われていますが、1シートに21錠入っているタイプと28錠のタイプがあります。

21錠タイプの避妊薬
21日間継続して飲んで7日間は服用を休むのが特徴となります。
28日タイプの避妊薬
28日間連続して飲み続けますが、すべて服用したら新しいシートに移るのが基本となります。

避妊薬のシートどちらのタイプでも実は全く同じ内容となっているのが特徴で、28日タイプでは最後の7日間に服用する錠剤には薬成分が入っていない偽薬となります。
ですから薬として服用している期間はどちらも同じ21日間となっています。
偽薬が必要なわけは、7日間の飲まない期間に日数を忘れてしまい誤飲の可能性が高くなってしまうのが理由です。
偽薬でも継続して飲み続ければ誤飲の可能性が少なくなりますし、服用を習慣づけることも可能です。
避妊薬には錠数が異なるタイプの他に、飲みはじめの時期が異なるものもあります。
DAY1タイプでは月経が始まった日に飲み始めますが、サンデイタイプは月経が始まった日から見て最初の日曜日から飲みはじめるのが特徴です。
効果に関してはどちらも同じですが、ライフスタイルに合わせて飲むことができるサンデイタイプにはメリットがあると言えます。
飲み始めてから1週間は十分な避妊効果が無いため別の方法により避妊を考える必要があります。
避妊薬は妊娠を避けるために必要は薬ですが、副作用が全くないわけではありませんので、リスクや副作用の症状に関して知識を持っておくことが大切です。
また副作用があることで素人の判断では使用できませんので、医師と相談の上で服用することが大切です。

ピルは血栓が起きうる可能性がある

血栓避妊薬の代表としても知られているピルを服用することで起こる重大な副作用として血栓症があります。
血栓症とは、血管内に出来た血液の塊が血管を塞いでしまうことで、それより先に血液が流れなくなってしまうことから細胞の壊死や炎症などが起こるものです。
もちろん異常を感じたらすぐに病院へ行けば命に関わる事態を招くことはほとんどありませんが、稀に心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすこともあります。
このような副作用があるため、避妊薬としてピルが処方されると過度な不安を抱く方は少なくありません。
確かに避妊薬ピルの服用によって血栓症が出来ることはあるのですが、日本の場合は、その頻度はあまり高くなく10万人当たり3人程度となっています。
またあまり知られていませんが、そもそも女性が卵巣で作る女性ホルモンエストロゲン自体に、血栓症のリスクを上げる作用があります。
特にこのリスクが上がるのが妊娠中や分娩直後などで、確率としては10万人に144人程度となっています。この数字と比べてみれば、ピルの服用で血栓が起きうるリスクは低いといえるでしょう。
また昨今は、低用量ピルのように成分の量を調節した避妊薬もありますので、きちんと調節しながら服用をすれば、過剰に不安を抱く必要はないのです。
ただし、中には血栓症のリスクが上がる要因を持っている方もいます。
例えば、日頃から喫煙をしている方や肥満体質の方です。こうした方は元から血液がどろどろになっていることがあり、血栓が出来やすい体質といえます。そのため、ピルを服用することでリスクが向上してしまう可能性があるのです。
また膠原病や先天的凝固因子異常の方も血栓症になりやすいといえます。
このような方の場合は、避妊薬の服用は避けた方がよいでしょう。

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一般的にはピルと呼ばれている経口避妊薬ですが、使用方法や副作用などの情報は知っていますか?無知のままで服用してしまうと本来の効果が発揮されなかったり、重篤な副作用を招くこともあります。経口避妊薬についての知識は飲む前からつけておきましょう。

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